小さな花

夕暮れ時には いつも寂しく
石をけとばし ひとりで帰った
犬に追われて妹が泣く
曇り空から雨が落ちた
狭い畑に種をまいて
汗をぬぐって 父さん笑った
貧しい村には古い工場と
油のにおいと砂埃

アンニョン アンニョン
涙あふれ 私 振り向かずに 歩く
アンニョン アンニョン
また会う日まで 声が聞こえた

生まれた場所を 遠く離れて
遥か真白き空の下
小さな星でも強く輝き
きっとみんなを 照らしてみせる

長い手紙を 書いてください
誰か言葉を 投げてください
悲しいときには 丘の上から
水色の海 眺めてる
きれいな服や おいしいものや
あこがれ 希望 楽しいことを
数えながら眠りについた
目をつむれば そこにあるから

アンニョン アンニョン
忘れないよ 私 あきらめずに進む
アンニョン アンニョン
くじけないよ 寒い冬でも

優しい心を深く隠して
あまりうまく 笑えないけど
小さな花でも 真っ赤に咲いて
きっとみんなを しあわせにする

アンニョン アンニョン
涙あふれ 私 振り向かずに 歩く
アンニョン アンニョン
また会う日まで 声が聞こえた

生まれた場所を 遠く離れて
遥か真白き空の下
小さな星でも強く輝き
きっとみんなを 照らしてみせる

小さな花でも 真っ赤に咲いて
きっとみんなを しあわせにする
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