夏の花よ

お前を抱いたら 軽い 軽い こんなにも
泣いてくらす時が長過ぎて やせてしまったか
花園に戻したら 咲くかもしれない
別れるなら この季節 もいちど咲ける 夏に

いつでも お前が 損な役を引き受けて
笑うことが苦手だったのと いってくれたけど
微笑めばしあわせが 来るかもしれない
別れるなら この季節 もいちど咲ける 夏に

背中を見たなら 細い 細い あんなにも
雨とまじる影がはかなくて 消えて行きそうだ
この部屋に 忘れもの あるかもしれない
別れるなら この季節 もいちど咲ける 夏に
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