家族

八幡(はちまん)神社の 祭りの音が
ひとりの部屋に 聞こえてきます
ふるさと おふくろさん
離れて知った あたたかさ
目いっぱい がんばって
ひと花咲かせたら
それをみやげに 帰ります

都会のくらしに ようやく慣れた
けれども寂しい 夕暮れ刻(どき)は
妹 おまえだけ
たよりにしてる ごめんよな
目いっぱい がんばって
錦を飾る日が
来ると信じて 待ってくれ

いくつになっても 故郷(ふるさと)だけは
心の中に 住みついてます
時どき 酒好きな
父さんと飲んだ 夢をみる
目いっぱい がんばって
たまには帰りたい
家族 笑顔が 支えです
×