1987

君と出会ったときは寒い冬の入り口
ずっと一緒にいるだろうって すぐにわかったよ

とても不思議なことが何ヵ月も続いた
すべてが輝いて見えた すべてに愛を感じて

昼も夜も朝も 君を愛し続けた
二人が出会うまえの時を取り戻すかのように

思うままに世界が回るようにも思えたけど
季節がいくつかすぎて すべてに慣れてしまった

僕らは輝いていた 奇跡さえ信じていた
すべては色あせてゆく…愛をなくすとき

気づいたとき僕は普通の人に戻ってた
多くの友だちを呼んで 毎晩バカ騒ぎして過ごしてた

二人になるとなぜか 無口な夜になったね
君は僕の喜びが 幸せだとただ笑うだけ

僕らは輝いていた 奇跡さえ信じていた
すべては色あせてゆく…愛をなくすとき

二人で過ごす日々は ゆっくりと過ぎてゆく
愛の魔法はいつか 閉じこめられてしまった

今日も風が吹いている 花びらが街に舞う
君を車に乗せて 短い旅に出よう

新しい風景が 二人の目に映る
とても自然に僕は 自分のことを話してた

僕の喜びが 君にも伝わるように
君の静かな愛が 今僕にもわかった
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