泣いたって

ここはどこだろう まるで見たことのない景色だ
隣に君がいない ただそれだけなのに

手を伸ばし掴めたはずのぬくもりはもうない
2人で見てたすべてが色褪せてゆく

どんなに泣いたって叫んだって届かないのに
僕はいつだって君の名を呼んでるんだよ
遠ざかる影 戻んなくて
いまさら気付いた君の大切さに

目の前のドアが光り ただ手招きしている
苦し紛れの愛が向こう側にあるのさ

手を掛けて問いかけてみる
『それでいいのか?』と
答えはNO
君じゃないなら意味がないから

これから先も誰かを愛せるかな…

どんなに泣いたって叫んだって届かないのに
僕は今だって君の名を呼んでるんだよ
全ての日々に一片の曇りもなく愛してた…
何千回何万回 愛に生きても
僕はいつだって わすれないよ きっと
夜明けを信じ 歩き出す
涙拭いて 僕は大きく手を振る
2人が歩いた道へ
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