月の光、うつつの夢

時間に身を任せながら追憶の糸を辿る

肌寒い風が吹く季節は寂しさが溢れ出し胸を焦がす

滲み霞む君の姿が
闇に消えてしまわないように
月よ光 もっと輝き
照らして

頬をつたうその涙は「時」を越えて零れ落ちる

想いを寄せ合う日々を振り返り君を辿る

星屑の海の下願った
悲しみの欠片舞い散る

遠く遠く 離れていても
同じ月が見えるはずだから
心だけは君の隣に居させて

滲み霞む君の姿が
闇に消えてしまわないように
月よ光 もっと輝き
照らして

君を探し求め続け
遥か「時」の旅路を歩む
出会いと別れの螺旋を越える
想いを遂げるために
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