VISION

とりあえずふたりはここまで来たね
あの頃より荷物も増えたようだね

形あるもの それは 色あせるけど
風に足跡が 時間に答えが 消されても

見果てぬ夢を見てるだけだと人は笑うだろう
理屈なんかなくて

終わらない終わらせない未来に愛されていたい
約束はないままで

いつもいつもふたりは満たされないけど
一番近い他人になれると思う

共に行くもの それが かたわらの君
足元の野ばらが滲んで見えても僕のせい

見果てぬ夢のつづきふたりで語り明かそう
言葉なんかなくて

昇りゆく空の高さ 沈みゆく海の深さに
もう憧れないから

道なき道を行こうか
君は前だけを見据えて 羽ばたいて
僕はもう静かにこの爪を磨ぐ

見果てぬ夢のつづきふたりで語り明かそう
言葉なんかなくて

終わらない終わらせない未来に愛されていたい
二度と戻れなくても
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