酔町川

いくらあなたにつくしても
傷つくだけの 恋でした
忘れる時は 死ぬときなのね
夜の流れに 身を沈め
酒におぼれる 酔町川よ

愛の炎に つつまれて
ひとつに燃える 夜はない
忘れる時は 死ぬときなのね
肌で女は 恋をして
肌に切なさ 抱きしめるのよ

泳ぎきれない 人の世の
流れにまかす 浮き沈み
忘れる時は 死ぬときなのね
添えぬさだめに 泣かされて
みれんひと雨 酔町川よ
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