遊星

少しは思ってたけど やっぱりここは肌寒いね
望まれてないのは知っていたけど
「時間がいつか きっといつか…」と歩いて来た

無駄なものは 無くし合った
いつもそばにいれば 生まれるものがあった

ふたりは見上げるこの空の
星座の中にはいないね

もっと深くて遠いところで輝いた
あの星座が見ている 遊星さ

人は愛を誓うだけの 責任なんてどこにもなくて
ずっとこのまま変わらない むずかしさを
夢の儚さと 迷いを知ってる

君の顔を押さえながら
重ねる唇に こぼれるものがあった

抱き合いながらも見れる
同じ景色があるね

そっと胸をしめつけるような輝きで
守っているような 宇宙さ

ふたりは見上げるこの空の
星座の中にはいないね

もっと深くて遠いところで輝いた
あの星座が見ている 遊星さ

あの星座が見ている 遊星さ
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