運命

病院の一室で去りゆく友に
別れを告げた静かな夜にも
僕はひとりで つぶやいていた
「さらば、友よ……運命」

病院の一室で迎えた朝は
まぶしい光が輝いていた
白い建物を出る時に
生まれたばかりの赤ん坊の泣き声が……
運命 運命 運命 運命

ふと初恋の日のことを想い出した
街のはずれの公園で
いつも君と語り合ったね 夢と希望とあこがれと

この情熱が死んでしまったら
僕の命は失くしてもいいと
久しぶりに君に手紙を書いた
「僕は死んでしまったんだ……」
運命 運命 運命 運命

あの頃ふたり 目と目があうだけで
心の高鳴りをおさえられなかった
あの素晴らしい愛はいったい
何処へ逝ってしまったんだ

あの日病院の一室で 去って逝った友よ
君はどこをさまよってるんだろう……
僕は今も夜汽車にゆられ
移り変わる景色をただ見つめている……
運命 運命 運命 運命
運命 運命 運命 運命
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