ああ、グッと

風かバタバタ鳴っている 街のはずれのちょうちんで
おれとお前はまん中にボトルを置いて酒を飲む
あぁグッとグッと飲もうぜのんだくれ
夢しか知らないろくでなし
あぁグッとグッと飲もうぜ夜明けまで
夢のラッパを吹き鳴らせ

恋は破れて傷になる 人とぶつかり人を知る
そんな時代を通り過ぎ男はやさしくなるんだろ
あぁグッとグッと飲もうぜのんだくれ
親の意見も聞かないで
あぁグッとグッと飲もうぜ生きてきた
だれに説教のガラじゃない

たとえば海が酒ならばお前は魚になるという
おれは渚の貝になる波が来るたび酒を飲む
あぁグッとグッと飲もうぜのんだくれ
それじゃまたなと手を握るが
あぁキッとキッと飲もうぜまたここで
勝手気ままの旗たてて
あぁグッとグッと飲もうぜ夜明けまで
夢のラッパを吹き鳴らせ
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