夢見る頃を過ぎても

通り雨は 気持ちがいいと
濡れる髪も そのままにして
涙なら 雨にまぎれると
失くした恋を 胸にしまう

どうして やさしくなるの
どうして 涙かくすの
思いきり わがまま
僕になら 甘えて

もう夢見る頃は 今過ぎてく
ただ時の流れに 身をあずけて

君は誰にでも 好かれてた
バスの中で 二人を見た日
窓ガラスの 夏の光が
僕にはとても まぶしすぎた

どうして やさしくなるの
どうして 気弱になるの
へだててた月日に
気がねなら しないで

もう恋の痛手は 今忘れて
ただ僕に甘えて ああこのまま

もう夢見る頃は 今過ぎてく
ただ時の流れに 身をあずけて
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