はるのきおく

もうここで…
行けなくなるから
卒業証書 胸に抱いて
桜並木を行く

あの頃 見てた景色
風の匂い
君と過ごした全てがここに
失くしてやっと眩しかった季節を
大事に思えるの

そう… 夢が…
淋しくなるけど
新しい住所 握りしめて
強くなると誓う

私 泣いたりしない
遠く 離れても
君との季節が 胸にあるから
不安ばかり先立つけれど
同じくらい 期待もしてる

ヒラリ 肩に桜が舞う
二人の門出を 祝うように
それじゃ またね
握手をしたら
今は ふり返りはしない

あの頃 見てた景色
風の匂い
君と過ごした全てが浮かぶ
失くしてやっと眩しかった季節を
大事に思えるの
×