crevasse

手を伸ばせば君がいた
まだ心に君がいた

何故別れを告げたのか
今でもまだわからずに

世界の果てで想い馳せる
色の無い景色に
君をかさねて
時の涙が潤してゆく
何もなかったように過ごせる
ただそれは忘れたわけじゃない
蘇るその色彩

手を伸ばせば君がいた
まだ心に君がいた

過ごした日々を少しずつ
穏やかな陽射しが照らし始める

時の涙が潤してゆく
何もなかったように過ごせる
時の涙が花を咲かせて
全て綺麗な思い出となる
あの陽射しは花の色を写し
また君がはっきり見える
×