河の彼方

行き過ぎる紙袋から音立てるビールビン
揺れて僕の足を止めた

夕食にせかされて帰る子供達の背中
そっと見送るよ橋のうえ

どこまで流れても
変わらぬ生活が
あるから温かい
河の彼方

人並みに色々なことにも流されて来たけど
僕も立ち止まりいまも悩んでる

知らない街のこと
知らない君のこと
流れにたずねたい
河の彼方

目印の見慣れたビルも今色を変えていく
僕も又家路たどり今日が終わる
河は続く
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