くろ

何色にも染まらないんだよ。
それは美しくも寂しくもある。きっと分からないけれど。
僕が注いでる愛は、もしかしたら迷惑で。
君が見せているものは、もしかしたらウソに似たもの、
きっとみんなで騙し合っている。僕も。

気にもとめないで笑いかけてあげるよ。
こんなに傷つくのが面倒くさい時代なら。
僕がそんな夜空に魅せられたって、すごくお似合いだ。
ただそれだけの言葉で足りるだろう。

積み重ねすぎたら、疲れてしまう時もある。
誰にも言えないけど。
僕が探してるものは、もしかしたらどこにもなくて。
それでも探してることで、守られている気がしていた。
ずっと自分で隠していく。君も。

気にもとめないで抱きしめてあげるよ。
欲しいものが何だか分からなくなったって、
真実なんて求めちゃいない。ただ、すごく寂しかったから。
ただそれだけの言葉で終わりでいいんじゃない?

気にもとめないで笑いかけてあげるよ。
こんなに傷つくのが面倒くさい時代なら。
僕がそんな夜空に魅せられたって、すごくお似合いだ。
ただそれだけの言葉で足りるだろう。
足りるだろう。
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