マーガレット

ほどけた靴紐と 結ぶ片思いの様な想い
それは私だけが知ってる 凛と咲く
素朴な花びら

年柄年中 笑ってなんていられないさ
良い事もある 悪い事だってあるって
分かってる

雨の日も 晴れの日も
変わらぬ微笑みを たたえる花
物言わぬ その花に 尋ねてみる
「きっと泣きたい夜もあるのでしょう」

強がりも慣れると それなりに笑えるって知った
今じゃ素直になることの方が 難しい気がする

年柄年中… 嘆いてみても変われないさ
ため息投げても 何も変わらないことは もう
分かってる

雨の日も 晴れの日も
変わらぬ微笑みを たたえる花
物言わぬ その花は 悟すように
風に揺れては そっと 笑いかけた

雨の日も 晴れの日も
変わらぬ微笑みを たたえる花
物言わぬ その花に 問いかける
「きっと 私ももっと 強くなれる」
明日 雨でも晴れても そう 私らしく
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