ここへおいで僕の腕に

陽射しのシャワー 降りそそぐ浜辺
きらめく波を見つめる 君に逢った
気まぐれなコール 見守るだけの恋
枯れ葉も舞って 時間だけ過ぎた
明るく笑うのに 悲しみの影
どうして 強がるの もう いい これ以上
寂しさ すべて ぬくもり
かえてあげよう

ここへおいで 僕の腕に
もう 離したくないよ

失くした 愛も涙も そのまま
本当の君 わかっている
そう 素顔のままで
受け止められるから 心ほどいてほしい

粉雪のシャワー 降りしきる夜に
眉をしかめて 黙った 君を見てる
夢ならいいね 苦しめたくないから
足跡さえも 一瞬で消えた
まぶたも 開かぬほど 雪が責めるよ
濡れてる瞳を 隠してくれるから
つくり笑顔で君を 見送る
さよなら

ここへおいで 僕の腕に
ああ 離したくないよ

壊れた 夢のかけらも 一緒に
忘れたいよ 忘れたいよ
でも ほっとけないよ
気まぐれな すべてを 愛してしまったからね

ここにいるよ 僕はいつも
もう 心配しないで

そんなに 泣かなくて いいよ
わかってる
春が来たら そよ風吹き ほら 花も咲き躍る
いつかは いえるよ
“君に逢えてよかった”
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