ひとりぼっちの虹

夜明けの窓が
雨に濡れている
逢うひとのない
街にいるよう

古い住所へ
きみ宛の手紙
戻ってきたら
さみしすぎるね

ひとりのときには
思いだすよ まだ
頬にかかる涙

忘れるまえに
いますぐに逢いたい……
眠れないまま
夜に沈んで

さみしいからなの
夢のような夢
空にかかる虹は

ほほえむきみを
虹のたもとまで
追いかけたけど
追いつかないよ
追いつかないよ
×