ふらふら

甘い酒を飲みすぎて 気がつけばどん底
おごり目当てのとりまきも ずらかってどん底
ここは あの人の お気に入りの 隠れ家店
まるで 犬みたいに 嗅ぎつけてやって来た
ふらふら ふらふら あたいはふらふら のんだくれ
ふらふら ふらふら あいつにふらふら のんだくれ

なにさ知らないふりをして 店じゅうがだんまり
誰かTELをかけたでしょ 来るなとあの人に
背中 こづき合って 気の弱いのが よこされるわ
奴は 来ないよと 大きなお世話聞こえない
ふらふら ふらふら あいつにふらふら のんだくれ
ふらふら ふらふら しらふの言葉は 聞こえない

難しいこたァ 抜きにして ま、一杯どうです
それであいつは 何処なのさ ま、一杯どうです
壁の 時計ばかりが やけに真面目に 働いてるじゃん
あんたも 少し休んで こっち来なさい ほらほら
ふらふら ふらふら あいつにふらふら のんだくれ
ふらふら ふらふら あたいはふらふら のんだくれ
ふらふら ふらふら 今夜もふらふら のんだくれ
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