灯台あかり

故郷(ふるさと)へ 帰りたい
海の向こうの ふるさとへ
北の海峡 のり越えて
飛んでゆきたい カモメになって
いつかいつかを 夢みて暮らす
波また波間の 灯台あかり

流れ雲 伝えたい
無事でいる身を 今日もまた
渡る海峡 海鳴りに
苦労積み荷の 人生航路
何も語らず 明日のために
照らせ標(しるべ)の 灯台あかり

おふくろに 逢いたいなあ
今朝も夢見て 目をさます
津軽海峡 船がゆく
呼べば届くさ 心の声も
命一輪 咲かせてみせる
熱い想いの 灯台あかり
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