カノン

とても寒い冬だった
君と彼は出会った
すぐに恋に落ちたんだ
夢の様な日々だった

くしゃくしゃの枯葉踏んだ
君の息は白くって
彼はそれに見とれた
そして気付いてたんだ

どれだけ愛し合ったって
いつかの様に抱いたって
二度とはこんな美しい
日には戻れない事に

多分君も知っていた
愛が終わった事を
そしてあの日から鳥は
空を飛ばなくなった

どれだけ身重ねたって
カノンの声はもうしない
いつかはこんな気持ちだって
忘れてしまうはずなんて
気付いた 気付いた 気付いた

くしゃくしゃの枯葉踏んだ
君の息は白くって
彼はそれに見とれた
そして気付いてたんだ

どれだけ愛し合ったって
いつかの様に抱いたって
二度とはこんな美しい
日には戻れない事に
気付いた 気付いた 気付いた 気付いた
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