惚れてわるいか

たかが女のひとりのために
人生(みち)をあやまる ことはない
人は笑って そう言うけれど
愛することも 人生だ
惚れて 惚れて わるいか惚れて

きざな台詞(せりふ)はいらないものさ
重い信実(まこと)が あればいい
たとえ冷たい 顔されようと
意地は通すさ 最後まで
惚れて 惚れて わるいか惚れて

すきま風吹く世の中だから
心ぐらいは もやそうや
おまえひとりの幸せぐらい
作ってやるさ この俺が
惚れて 惚れて わるいか惚れて
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