こころの窓から
あなたのよぶ声が
きこえた春の日
ひらいたわたしの花 ひとつ

いまはただ あの日にかえり
いつかくる別れのときまで
こころの窓あけ
あなたのよぶ声きいていたい

こころの窓辺に
月日は移ろうて
この世のすべてが
さざめき通りすぎて いった

秋の日は しずけく深く
いつかくるあなたの跫音も
ふりつむ落葉と
やさしくかそけくひびきかわす
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