diary

置き忘れた昨日はそのままに
太陽だけ陽気な昼下がり
投げつけた言葉と
読みかけの本と
時間の中 漂う淡い涙
まだこのまま目を閉じていよう

飛び立つ鳥 揺らした雫たち
子供の声 縁に溶けてゆく
何もなかったように
でこぼこな気持ち
埋めるほど綺麗にはなれないけど
窓の外はいつもの日曜

ただそばにいられること
息をしていること
それだけできっと幸せだって
本当はわかっているの

こうしてめくる景色も
大切な1日(ページ)
あなたがついた嘘も
昨日の痛みも
些細に思えてくる
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