君よ、光の礫を投げて

咲いたばかりの薔薇たち
傷つけあうことさえも楽しげ
そういう恋はもう出来ない
柔らかい棘の痛みは綺麗ね

知らない路地を歩いても
同じ場所に帰ってしまうけど
新しい服を着たら
密かに待ちわびているのは
偶然の恋人

愛に出会うのは 今日なのかもしれない
誰かが私を呼ぶ
誰もいないわ 気のせい
昨日 涙の跡なら 雨に流れて消えた
世界は輝いてる
君よ、光の礫投げて
私が受け取るから

琥珀色のマーマレード
引出しの奥の小さなトンボ玉
望んでいなかった物の中に
大切な何かを
見つけられたら
きっと

愛に出会うのは その時かもしれない
誰かが私を呼ぶ
誰もいないわ 気のせい
昨日 涙の跡なら 雨に流れて消えた
世界は輝いてる
君よ、光の礫投げて
投げないのなら
私が投げるからね
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