秋風と野郎達

風を切って行く
秋の肌寒き路地裏を
オープン D が焼き払う

俺は知っている
光るその目の
イルカの様な単純さの素晴しさ

焦れて焦がれて
俺達は何時だってそう
遠雷が呼んでいる
その火薬を その狂気を

飲み干して笑え
そしてまた走れ
顧みる迷いを振り捨てて

俺は誰なんだ 此処は何処なんだ
決めるのは誰なんだ?
そして何処へ行く 何が出来る
決めるのは誰なんだ?

街灯が照らし出す
去って行くその影を
月光に抱かれて
俺達は何時だってそう

飲み干して笑え
そしてまた走れ
顧みる迷いを振り捨てて
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