きれいだと言ってくれた

贈り物が届く
記念日の夜に
あなたは帰らない
三日月が滑りだした

眩いほどのダイアモンド
首に飾るより
テーブルの向こう側に
あなたが居て欲しい
小さな命を抱えて

汗ばむ素肌からめあいながら
私の中泳ぐ人
巡る季節
記憶を辿れば
いつも泣いてばかりいた
せめて 今夜は その涙を
くちづけで 拭って

色とりどりの花
部屋中で踊るよ
居心地のよくない
ぜいたくに背を向ける

憐れなほどに嘘が
下手な恋人
でも愛がなくなれば
裏切りもない
小さな命を支えに

汗ばむ素肌からめあいながら
きれいだと言ってくれた
巡る季節
記憶を辿れば
いつも泣いてばかりいた
せめて 今夜は その涙を
くちづけで 拭って

汗ばむ素肌からめあいながら
私の中泳ぐ人
巡る季節
記憶を辿れば
いつも泣いてばかりいた
せめて 今夜は その涙を
くちづけで 拭って

汗ばむ素肌からめあいながら
きれいだと言ってくれた
巡る季節
記憶を辿れば
いつも泣いてばかりいた
せめて 今夜は その涙を
くちづけで 拭って
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