飴玉

飴玉を舐めていました ゆっくり味わえるように
溶かしながら 溶かしながら 舌の上を転がして
妄想が飛んでいきました あらぬ方向君のもとへ
溶かしながら もうすでには呑み込んでやりたくなりました

眩い影が僕のすべて 光ではないけれども
いつしか僕はジャンキーのように君を求め続けていくのね

飴玉を舐めていました ゆっくり味わっていたのに
溶かしながら 欲に負けて 唾とともに呑み込んだ
3秒で後悔しました 嗚咽したところで遅く
失ってしまった 君を食べた それはそれで嬉しくなりました

眩い影が僕のすべて 光ではないけれども
いつしか僕はジャンキーのように君を求め続けていくのね

「ハイ、ハイ」

眩い影が僕のすべて 光ではないけれども
いつしか僕はジャンキーのように君を求め続けていくのね

そんじゃバイバイ じゃあねバイバイ 君を求め続けていくのね

「ハイ、ハイ」

飴玉を舐めていました
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