SLAPSTIC

いつものテーブル
言葉は無く 胃が痛んでた
紙のカップ かき混ぜるスプーン

どうしてこんな場面で
茶化してしまうんだ どうかしてる
まして最後 きみが一言
まるでスラップスティックと

こそばゆくていただけない
他人みたいだ
きみはさ あの日もそっと

たしかそんな顔して
やさしくしたんだ その手で
こうして今日も最低なバランスを
混ぜるプラスティックスプーンで

ドタバタすぎる日々はほんの少し
この場面をやわらげて
遠ざけてる

たしかそんな顔して
やさしくしたんだ その手で
果して今日も最低な雰囲気を
混ぜるプラスティックスプーンで

どうして茶化してしまうんだ
度を越してる
まして最後 きみがとどめを刺す
まるでスラップスティックと
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