オレンジの花火

彼の面影ひきずってるの?
恋の代役なら僕は演じたくはない
君の言葉さ 僕は友達
南の風が
髪にさわるよ もう一度だけ僕とやり直そうか

君が夏服を見せるのは 今日が初めてだね
潮騒がかすかに届くよ 古いホテルのレストラン
時計はずした腕に かすかな日焼けの跡
やっぱり好きだ 君のこと
やっぱり好きだ 君のこと

ひとりの空はいつもまぶしい
そんな心がダイヤル回そうとしたよ
見おろすのヤシの海岸通り
あの頃のように
君の身を今抱きしめて 夜空へ船を出そう

空にオレンジの花火が 咲いて窓に映るよ
君の香りがなつかしいよ もうこの手は離さないで
幾千の星たちは 限りないやさしさで
漕ぎ出した船 照らしている
限りのないやさしさで
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