のらくら

憎まれっ子旅に出る 夕焼けこやけに黄昏れて
ああ 体にはびこった トゲをばらまいて

渇ききった喉をぬう 朝顔むしって食べてみる
ああ いくつも泣いたって君は戻らない

祈り合ったあの夜を よじ登った金網を
2人集めた風を静かに放ちにいくよ

のらりくらり その日暮らしで僕は生きてゆこう
ゆらりゆらり 涙の海もすいすいと

淋しかったひよこの日 花いちもんめに弾かれて
すねた心を君だけが しまってくれたこと

優しすぎた言葉に花を添えたような瞳
まつ毛伏せたしぐさにいつしか 恋焦がれてた

のらりくらり その日暮らしで僕は生きてゆこう
ゆらりゆらり 涙の海もすいすいと

のらりくらり その日暮らしで僕は生きてゆこう
命果てる時なら カラスのそばがいい

のらりくらり その日暮らしで僕は生きてゆこう
ゆらりゆらり 涙の海もすいすいと
いつもすいすいと

その日暮らしで今日も生きてゆこう
その日暮らしで今日も生きてゆこう
その日暮らしで今日も生きてゆこう
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