祈りを。

一体何を信じて今を生きる
不確かな幸せに頷きながら
通りすぎた風はもう往ってしまって
見えないくらい遠い空の下にいるんだろう

ほらまた朝日がもう一度と叫ぶ
ほらまた朝日と夕日がつぶやく
何度でも何度でも時はきっと
死んではまた生まれゆくんだろう

一体何を信じて明日を生きる
限りある灯火と知っていながら
悲しみに涙さえ枯れ果てたあげく
ただひとつ出来ることは祈ることだろう

さあ 手を広げ 今 祈りを
さあ 手を広げ ここに光を
さあ 手を広げ 今 祈りを
さあ 手を広げ

一体何を信じて 今を生きる
柔らかな微笑みに戸惑いながら
忘れ去った影はもういってしまって
暮れなずんでいく街に独り佇むように

ほらまた彼方へ こころを連れてゆく
ほらまた「おいで」と私を呼んでる
何度でも何度でも人はきっと
死んではまた生まれゆくんだろう

一体何を信じて明日を生きる
あたたかな木漏れ日を探し続けて
暗闇もそのままに抱きしめたあげく
ただ一つ出来ることは祈ることだろう

さあ 手を広げ 今 祈りを
さあ 手を広げ ここに光を
さあ 手を広げ 今 祈りを
さあ 手を広げ ここに光を
さあ 手を広げ 今 祈りを
さあ 手を広げ

一体何を信じて今を生きる
不確かな幸せに頷きながら
苦しみにこの声も枯れ果てたあげく
ただ一つ出来ることは 祈ることだろう
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