蜜 -mitsu-

遠い昔 命と云う
甘く蜜のような 儚い炎生まれた
それは風もないのにただ揺らめいて
私たち惑わした

愛すること 憎むことさえも手招き
今 炎は燃えさかって生き続ける
そして 永遠を望む心まで与えた
あぁ明日はどこへ行くの?

誰がため この私 ココにいるのだろう
抱いて 抱いて 抜け殻のような体でも
あなたに この想い 捧げてる私は
炎を燃やし 蜜に溺れた そんな 人形(ヒトガタ)でいい

私たちを創ったという神は
ヤヌスのような 二つの顔まで与えた
潜む 横顔は罪も罰も恐れないで
あぁ笑う自分もいる

誰がため この私 堕ちて往くのだろう
泣いて 泣いて 炎が消えるその時まで
あなたに この想い 捧げてる私は
消せない炎が 身を焦がすまで生きる人形(ヒトガタ)でいい

叶わない夢ならばすべてを壊したい
抱いて 抱いて 心見せぬ想い人よ

永遠に この想い 捧げてる私は
炎を燃やし蜜に溺れた そんな人形(ヒトガタ)のまま…
あなたに この想い 捧げてる私は
消せない炎が 身を焦がすまで生きる

それは風もないのにただ揺らめいて
私たちを惑わす
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