君が微笑うなら

大切な人にどこまで行ったら出会えるだろう
癒えることのない痛みを連れ東へ

遠い約束 遠い温もり 遠い夢 願い
諦め知らぬ鼓動は熱くなる あゝ

月さえ眠る夜
声の限り空へ 愛の歌歌い続ける
ひとりきりじゃ生きられない
弱さを強さに 誰か守れたら
僕は何を惜しむだろう
降り注ぐ光りの朝
君が微笑(わら)うなら

底知れぬ闇に不安を抱きしめ立ち止まっても
世界のどこかで夜明けは今目覚める

人の心を動かせるのはただ人の心
争うことの虚しさを知ったよ あゝ

同じ時代(とき)に生まれ 同じ時代(とき)を生きる
それぞれの哀しみの中
数えきれない手が支えてくれてる
そんな優しさに
僕は何ができるだろう
わからない でも確かに
人を愛してる

月さえ眠る夜
咽が張り裂けても 愛の歌歌い続ける
野蛮な嵐さえ消せない想いが
君に届くなら
僕は何を惜しむだろう
巡り来る新しい朝
君が微笑(わら)うなら
×