いとしのロビン・フッドさま

あなたに夢中なの 気づいてくれたのね
やさしいまなざしで 私を誘うの
木陰に身をかくし ロビン・フッドみたいに
すばやく愛の矢を はなってくれた
青い青いリンゴが 赤く赤く色づいたのは
あなたの矢が ささったせいよ
二人の幸せ はじまっていた
なのに 私のロビン・フッドさま
いとしのロビン・フッドさま
どこを旅しているのです 熱い胸かして下さい

あなたはいつのまに 私をおいてどこへ
ひとりでさすらいの 旅にでかけたの
弓矢をもう一度 ロビン・フッドみたいに
キリリとひきしぼり はなって欲しい
赤い赤いリンゴは 穴が穴があいたまんまで
すきま風が むなしく吹いて
このまま ひとりじゃこごえそうなの
なのに 私のロビン・フッドさま
いとしのロビン・フッドさま
どこを旅しているのです
リンゴから 矢をぬいたまま

私のロビン・フッドさま
いとしのロビンフッドさま
はやく帰って下さいね
いつまでも 待ちつづけます
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