千秋一夜

砂丘に 月は満ち
二人の足跡は 銀河のようで

遠い昔 ほら…おまえに
なにかひとつ 忘れものした そんな気になる

きっともいちど めぐり逢うため
あの日 別れたのさ
時の流れ 今夜 とめたくなる

雲間に 星かくれ
幻覚か 偶然か 指にたずねる

許しあえる 何もいわずに
これも不思議 あとはほんのり 躰熱くて

こんな想いの 恋に憧れ
若い頃の二人
傷つけあい 背中をむけたけど

きっともいちど めぐり逢うため
あの日 別れたのさ
時の流れ 今夜 とめたくなる
×