だから涙と呼ばないで

春の午後は 強く風が吹く
赤い木の実 つけるために吹く
ねえ あなたの旅立ちを いま
見守る空に 花びら舞い上がる

Maybe Maybe
淋しくなると気づいても
どうしても ゆずれない
生き方があるのね
あなたの未来は あなたのものでも
いつかまた 会うための
さよならを 最後と呼ばないで

鳥は遥か 遠い国へ飛ぶ
傷ついても 生きるために飛ぶ
ねえ 悲しくないなんて嘘
翼のついたGジャン震えてる

Maybe Maybe
誰もが変わってゆくのは
少しずつ理想(あこがれ)に
近づくためだね
いつもの笑顔で 見送りたいから
瞳から あふれだす
きらめきを 涙と呼ばないで

時間はひそかに
せつなく流れて
思い出とひきかえに
続いてゆくのよ

Maybe Maybe
淋しくなると気づいても
どうしても ゆずれない
生き方があるね
あなたの未来は あなたのものでも
いつかまた 会うための
さよならを 最後と呼ばないで
×