夜顔の温室

「じゃあね」と振り返ることなく
足早に去って行く
あなたの 広い後ろ姿は 遠く
今日も悲しいくらい冷たいね

Ah いつまでも
このまま二人続いていくのかな…でも
Ah ほんの少し先の 未来に居場所はありますか

夜顔の温室
密やかに 今 花ひらく
If you were with me now
…どこにも行かないで
夜が明けていく
独りぼっちの朝には
深いため息がよく似合う
I miss you

二人でいるときはあんなに
優しく笑ってくれるのに
電話だと人が変わったみたい
何故かいつもやけに素っ気なくなるね

ねぇあの人にも同じように接しているの?
あなたのね 少し痩せた手に
触れるたび 胸、苦しくて

夜顔の温室
静寂に咲く白い花
I silently cry without you
…一人にしないで
あなたじゃなきゃダメなの
この部屋の窓にうつる
月は 暗闇に怯えている
Cloudy heart

夜顔の温室
うつむきながら揺れている
会いたくて でも会えなくて
独りに慣れなくて

夜顔の温室
密やかに 今 花ひらく
If you were with me now
…どこにも行かないで
夜が明けていく
独りぼっちの朝には
深いため息がよく似合う
I miss you
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