憂き世に

緑が見たいと 誰もが車走らせて
ゆくから ああ緑が消えそう

地球に限りない 憧れと夢があふれて
いたのは 過ぎた日の思い出

幼い子は
空の色も土の色もないこんな街に
何を夢見てる

涙も出ない程 冷たい人の世
もう悲しさに ああ慣れてしまいそう

それでも 僕は今 やさしい人の心を
信じて この歌 歌うよ

人をいたわる思いやりが少しでもあれば
愛がないと 嘆くこともない

人をいたわる思いやりが 少しでもあれば
この世を 嘆くこともないのに
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