夏の終り

遠い遠い夏の光が誘うよ
影が揺らぐカーテン越しに nh...
街が茜色に染まった頃に
君は僕のドアを開いた
そしてそこから始まっていた
長く長い夏の日が

遠く遠くまで僕らは歩いた
何もかも捨ててまで nh...
乾いた路地に君はそっとしゃがんで
僕を見て笑って泣いていた
きっと不安だった 僕らだけの決意
だけど怖くなかった むしろ希望だけが溢れて

ひとつの夢だけを 追いかけていたね
二人は若すぎて 向こう見ずだったね
あの夏の日は 永遠に
ずっと 続いてゆくと…

長い長い時間 僕らは過ごした
昼も夜も働いて nh...
いつの間にか この部屋で語り合う事も
名前を呼び合う事も なくなって
君はここには 帰ってこないとわかってた
そして別々の道を それぞれに歩き出した

ひとつの夢だけを 追いかけていたね
二人は若すぎて 向こう見ずだったね
そしてあの夏と ともに
二人の日々は 終りを告げた
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