海へと続くROUTE

青空 バイクで二人 流れる町追い越して
何を叫んでいるの? 風が言葉飛ばして掴めないよ
答えのかわりにぎゅっと 大きな背中抱きしめ
行き先なんてほんとは 決めないくらいがよくて
ただ―緒にいれたら良かった

エンジンの振動 あなたの鼓動
このままいつまでも 感じあえる気がして

海へと続くROUTE ふたり辿ってゆく
あと15kmで 海が見えてくる

通り雨 過ぎてゆくまで 大きな木陰に座って
舞う鳥 数えたり 陽が暮れるのも忘れて 語り合って

時間がそめてゆく 遠く見える街も
音もかき消され 静寂が覆う
冷たい闇の中 隣であなたは
私の肩を抱いて 温めてくれた

海へと続くROUTE ふたり辿ってゆく
あと8kmで海が見えてくる
当たり前の様に 辿り着くはずだった
夢中で走ってた もうすぐ海が見える

突然の光が 全てを壊して
景色がぐにゃりと 歪んで見えた
当たり前の様に 隣にいたひと
さよならも言わず 遠くへいった

記憶の破片 やさしく痛いけど
忘れない この痛みを 抱えてゆくから

海へと続くROUTE ひとり辿ってゆく
あと15kmで 海が見えてくる
果てしなく続くROUTE ひとり辿ってゆくよ

Lalala…

果てしなく続くROUTE 誰もいない海へ…
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