おさらば

一人部屋の中で ビルの谷間みつめていると
何故か空しさが この胸の中にこみあげる

風は吹くよ 梢ならし 光おどる中で
いつか来たよ 子供の頃遠い昔に アアー

雨に濡れた歩道を 二人肩を並べて歩く
駅の広告の町へ 急ぐ汽車はまだあるよ

朝になれば 窓の外に 忘れた緑まぶし
やっとつかんだ 幸せに喜ぶ二人 アアー

ララララ……

青ざめた都会の生活には おさらば
都会には おさらば アアー
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