20の夏

赤い電車に乗って 海の匂いの方へ
黒いトンネル抜けて 君のいる街までは
ヘッドフォンの永ちゃんが友達さ

パラッ パッパッパ ララ パラッ パッパッパ ララ

赤い電車の先頭 特等席で直行
白い雲追い越して 鼻歌を呑み込んで
世界で一番まぶしい人のもとへ

パラッ パッパッパ ララ パラッ パッパッパ ララ
20の夏

君のスガタを妄想 会えず終いの抵抗
嫉妬だけで狂いそう 出口なしの恋だよ
どうしようもなく長く暑く狭い夜

パラッ パッパッパ ララ パラッ パッパッパ ララ
20の夏

早寝早起暴走 中年とんでじいさん
二十年間そっと 胸の奥で育てた
これだけは誰にだって譲れない

パラッ パッパッパ ララ パラッ パッパッパ ララ
20の夏
20の夏
×