気がかり

黙ってる口許に
漂よう煙りの色が
私の心に あなたのわけを見せている

さり気無いさよならを
私が言える時まで
もう少し このまま側にいて下さい

たった一つ気がかりなのは
その人 私に似てると言った
昨日のあなたの言葉なんです
ただの慰めと言って
嘘なら……

シュガー無しのコーヒー
手もつけずに見つめている

お洒落する理由は
また探してみるわ

たった一つ気がかりなのは
その人 私に似てると言った
昨日のあなたに言葉なんです
やっぱり忘れられない
嘘でも…… 嘘でも……
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