懺悔

百ほどの懺悔(ざんげ)に 跪(ひざまず)きそして
この胸に掌(て)をあて 許しを乞うても

生きているそれだけで 人間(ひと)は罪深く
この現世(よ)に生れた 悲しい生き物

あぁ…神よ あなたの声が聴きたい
傷つけ 傷つく 心の奥に

野に咲く花よ 空翔(と)ぶ雲よ
何故に生れて 生れて来たの

汚(けが)れない子供の 笑い声それは
懺悔(ざんげ)さえ知らない 遠き日の自分(わたし)

時間(とき)という方舟(はこぶね)に 人間(ひと)は乗せられ
一瞬の幸福(まぼろし) 食べてる生き物

あぁ…神よ あなたの姿見えない
瞳(め)を閉じ 瞳(め)を開け 信じてみても

きらめく星よ ちぎれる雲よ
何故に遠くに 遠くにいるの

あぁ…神よ あなたの声が聴きたい
傷つけ 傷つく 心の奥に

野に咲く花よ 空翔(と)ぶ雲よ
何故に生れて 生れて来たの

きらめく星よ ちぎれる雲よ
何故に遠くに 遠くにいるの
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