影踏み

落としては落とされて 少しずつ前を向けなくなる
心が抜けたような下向く人々の絡み合う世界で沈み込んでく
優劣で分けられるのを恐れて もう何も求めなくなる
蓋した心で悩みこんでも 何も変わらないよ

抱いた孤独感を払いのけて 広がる世界を受け止めて
次に進めばいい

力のない人の上を平気で踏み進むような汚れたことも出来ないから
結局心の負担をぬぐいきれないまま独りにおぼれる
人と人の間をすり抜けるような 空っぽな未来を求めるの
自尊心がなけりゃどこに行っても むくわれやしないよ

心の不満や願いが行くあてのないまま
風に溶けてしまう前に 力強く手に 逃さぬように

周りをかきわけて 広がる世界を受け止めて
次に進めばいい
何も恐れるものなどないから その不安も
いつか溶けて消えてゆくから 光も影も受け入れられたら
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