生命の大河

黎明に 垂(したた)る朝露(あさつゆ)
陽が昇り 風が渡れば
霧晴れの まほろばの里
千年の眠りから また目覚める

人間(ひと)はなぜに生れ 何処(どこ)へ行くのか
悲しみだけを 胸に問いかけ
雲よ風よ 熱き涙よ
せめて灌(そそ)げ 生命(いのち)の大河へ

生涯の 深き友垣
早春の 花が散れども
古代(いにしえ)の 飛鳥の翼
悠久の時を越え また旅する

人間(ひと)は夢を宿し 何処(どこ)へ行くのか
儚(はかな)さだけを 知っていながら
鳥よ花よ 熱き涙よ
せめて灌(そそ)げ 生命(いのち)の大河へ

雲よ風よ 熱き涙よ
せめて灌(そそ)げ 生命(いのち)の大河へ
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