悲しみなんて

好きです ただそれさえ
言えずにいた あの頃
ちいさな少女の影
鏡の中 抱きしめて

恋すれば かならず傷つくと
羽ばたきを知らない 小鳥のように

悲しみなんて特別じゃない
気がついたの 飛び出した空の中
光をうけた 雲よりもっと
気持ちの色 数えきれないから

あの日 しがみついた
さようならを 消したくて

想い出に 立ち止まっていたら
かわれない 昨日の私から

悲しむことをこわがらないで
幸せより 受け止めるの痛いけど
悲しみだって 大切にして
明日の色 つくるためにあるの

恋をして なくして 強くなれ

悲しみなんて特別じゃない
雨上がりの空が ほら 教えてる
よりそうように だけど誇らしく
七つの色 集まった虹色
私の色 いつかきっと輝く
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