水色の手袋

あなたがくれた小さな水色の手袋
荷物と一緒に詰めたから もう心配しないで
向こうはこっちよりもずっと寒く感じるから
ダサい格好だっていいから温かくするんだよ

走りだすバスにあなたは ずっと手を振り続けてた
別れの時でもないのに 涙が止まらなかった

今だけ私のワガママ許して
いつまでも僕はキミを待つよ
Ah 華やかな街がキミをさらっていった

カワイイ家具も見つけたし 仕事にも慣れたし
新しい友達も出来たから もう寂しくはないわ
心配なんかしてはいない 人気者のキミだから
でもキミからの写メールには知らない君が笑う

ちょっとずつ大事なことがズレていってしまうことに
気付かないフリしてた 気付くのが怖かった

変わってしまった私を許して
それでも僕はキミが好きなんだ
Ah 華やかな街がキミを染めていった

水色の手袋は 今はもう要らなくなって
寒がりなキミの手は 誰が温めるの

最後の私のワガママ許して
キミさえいれば何も要らないよ
Ah 悲しみが僕の心を染めていった

サヨナラ選んだ私を許して
いつまでも僕はキミを待つよ
Ah 華やかな街がキミをさらっていった
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